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3月14日 公開シンポ「自伐型林業と生態系サービス機能」のお知らせ

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 これまで25以上の自治体が政策を実装し、全国各地で数多くの自伐型林業者が活動を開始してきましたが、「普及・実践」が先行し、科学的な目線からの検証は十分ではありませんでした。
 NPO法人「自伐型林業推進協会」が設立4年目を迎えるにあたり、林業のみならず、生態学や社会学などの幅広い学問分野において、第一線で活躍されている研究者の方々にお集まりいただき、「公開シンポジウム」を開催します。
 これを契機に、自伐型林業がアカデミズムによる検証、それに対する改善を繰り返しながら、環境保全、地域社会の活性化において大きな可能性を秘めていることをより客観的、科学的なものとして社会に周知し、推進していくことを目指していきます。
 なお、本シンポジウムは、アジアを中心に里山・里海研究をする金沢大学の中村浩二名誉教授と、生態学者であり日本生態学会元会長の横浜国立大学・松田裕之教授によって企画されました。「日本財団ソーシャルイノベーター」の推薦者で昨年3月のシンポジウムに登壇して下さった月尾嘉男・東大名誉教授の呼びかけから生まれたものです。みなさまのご参加をお待ちしております。

【事前申し込みフォーム】
https://ws.formzu.net/fgen/S25354924/

【日時】
 2017年3月14日(火)14:00〜17:00(13:30受付開始)
【場所】
 早稲田大学戸山キャンパス38号館(東京都新宿区戸山1-24-1)
 ◆地下鉄東京メトロ東西線 早稲田駅から徒歩3分 ◆地下鉄東京メトロ副都心線 西早稲田駅から徒歩12分 ◆JR山手線・西武新宿線 高田馬場駅から徒歩20分

【主催】NPO法人自伐型林業推進協会、共催:W-BRIDGE、協力:公益財団法人日本財団
【後援】国土交通省林野庁地域環境学ネットワーク

【プログラム】
企画者
 松田裕之(横浜国立大学・教授)、中村浩二(金沢大学・名誉教授)

発表
・「本シンポの趣旨と経緯」 中村浩二(金沢大学・名誉教授)
・「自伐型林業の目標と課題」 中嶋健造(自伐型林業推進協会・代表理事)

講演
1)「自伐型林業による茶炭の産地化構想」 大野長一郎(大野製炭工場・代表)
2)「自伐型林業の多様性と持続可能な林業への展望」大澤一岳(東京大学・協力研究員/和歌山県林業振興課)
3)「日本の森林・林業政策における生態系サービス機能の位置付け」藤野正也(京都大学・特定研究員)
4)「持続的な広葉樹利用による地域の再生」清和研二(東北大学・教授)
5)「自伐型林業施業による林相変化と虫害の関係」福沢朋子(東京農工大学・博士課程)

事前申し込みフォーム
https://ws.formzu.net/fgen/S25354924/

問い合わせ先
NPO法人自伐型林業推進協会・事務局 担当:上石(アゲイシ)
電話:070-6975-8985(自伐協代表)、メール:ageishi●zibatsu.com(●を@に書き換えて送信下さい)
*当日参加も可能ですが、事前申込みいただけるとさいわいです。

【関連記事】
■月尾嘉男氏 自伐の動きは「一種の革命」(2016.3.1)
https://zibatsu.jp/wordpress/info/news/tsukiomedia

■「支持得られれば社会を変える動きに」シンポの模様をメディアが伝える(2016.3.29)
https://zibatsu.jp/wordpress/info/news/0322media

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