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南会津町の林地残材収集システムの意見交換会

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 4月8日、福島県南会津町役場を訪問し、同町農林課職員と地元のNPO法人「みなみあいづ森林ネットワーク」とともに地域の林業について意見交換をしました。

 南会津町では、平成24年度から地域の木材を収集する仕組み「森のエネルギー創出プロジェクト」(※1)を進め、3年目に差し掛かったところです。

  プロジェクトの実績を見てみるとさっそく成果がありました。1年目の平成24年度の木材搬出量は3,910m3でしたが、翌25年度には4,996m3に のぼり、特に個人の搬出量はおよそ3倍(約500m3→約1,500m3)にまで増加しました(※2)。現在は地域に住む30人ほどの個人が間伐材を搬出 し、収入を得るようになったといいます。
「林業で収入を得たいと思う人が増え、やりだした人たちが本気になり始めたということですね」(中嶋健造・自伐協代表理事)

 地域の木材が雇用にもつながる実感が出始めた南会津町は、次のステップとして町有林(500ヘクタール)を自伐型林業によって施業、管理することを検討 しています。地元のNPO法人などと協力し、また都市の若者を地域で受け入れる「地域おこし協力隊」(総務省)の活用も視野に入れながら、自伐型林業チー ムを地域に作っていく方向とのことです。

 今後自伐協は、定期的な訪問を重ねて地元の団体と相談しながら、作業道の敷設や軽架線(ワイヤー)による搬出などの連続講習の協力をしていきたいと思います。

※1 間伐材に補助金7,400円/ m3を出す。
※2 自伐協で関わっている自治体では、津和野町(島根県)が約50人で1,350m3ほど、気仙沼市(宮城県)は約60人で2,000m3ほどを個人が搬出している。

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