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孤軍奮闘する雪国の自伐林家(新潟県村上市)

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 新潟県内で山林約100ヘクタールを所有する自伐林家の富樫さんのもとへ行ってきました。東日本の雪国では珍しいですね。

 「いつも励まされています」と歓迎してくれる富樫さんに案内されたのは、100年齢の木が育った約7ヘクタールの山林。父の他界を機に林業を始めた元サラリーマンの富樫さんは、「自伐林業は木を切らない林業だ」という師匠(橋本光治氏)の教えを胸に、1.5割程度の軽い間伐をしながら、山に環境負荷をかけない持続可能な山林を作っていました。

 その富樫さんが嘆いていたのは、新潟の県の自伐の対応のなさでした。「自伐のやり方では作業道補助はゼロなのです」と肩を落とす富樫さん。新潟県の担当者に、作業道は幅2.5メートル以上でないとダメ、勾配は14度以下にしないと補助しないと言われたとのこと。他県では2.5メートル以下でも1,000円/m以上は出してくれますが、新潟県はどうも別なようです。「新潟県は上意下達、まったくダメですね」と眉をひそめていました。

 国の「森林経営計画」を立てているものの、国からの補助は間伐補助のみという厳しい環境。「補助も薄いので丁寧な道づくりがやりづらい。それでも、無理な施業をすることなく自伐型の森林経営を続けていきたい」と話していました。富樫さんは自伐協の会員でもあり、引き続きサポートしていきたいと思います。

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7ヘクタールのスギ山林

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