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企業誘致から地域発の仕事づくりへ──秋田県由利本荘市で生まれた自伐型林業チーム「鳥海山恵みの会」

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秋田県由利本荘市でも自伐型林業がスタートしています。

由利本荘市では、自伐林業チーム「鳥海山恵みの会」が生まれています。今回は作業道研修の実習で、代表理事の中嶋健造と徳島県の自伐林家である橋本光治(自伐型林業推進協会理事)が訪問しました。「鳥海山恵みの会」は当協会の会員にもなってくださっています。

由利本荘市では、何もないところからスタートして2年が経過しています。継続した自伐研修をベースにしながら、林地残材収集システム構築&稼働、自伐型林業チーム(1チーム)の創出の成果が出ています。

由利本荘市は、もともと隣町にある電子メーカー「TDK」グループの工場に通う勤務者が多い地域でした。しかし、2008年のリーマン・ショック以降の金融危機や不景気の流れをうけ、2012年に県内の製造拠点の再編問題で工場閉鎖が決まってしまいました。

そんな地域の雇用が喫緊の課題になっていたさなかに、企業誘致といった外部からの力の取り込みでなく、地域発の仕事づくりとして自伐型林業が取り組まれてきました。わたしたちも少しでも地域の雇用につながればと、引き続き、惜しみなく協力をしていきたいと思っています。

由利本荘市の自伐型林業の取り組みは、まだまだ緒に就いたところですが、自治体のサポート体制が形になりつつあります。地域住民の関心も高まりつつあります。このまま定着までランディングしてもらいたいです。

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