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長浜市の研修会(その2/伐倒・搬出編)

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林内作業車(フォワーダー)と「土佐の森軽架線」による搬出作業

 前回のレポートに引き続き、滋賀県・長浜市での「自伐型林業家・養成塾:伐倒・搬出編」がはじまりました。良い天気で、清々しいです。

 伐倒現場は市内の公道に面した休憩舎の山です。傾斜33度ほどの斜面で、ヒノキの若齢林。30度を超える暑さのため、搬出には中々苦労しましたが、何とか参加の皆さんに体験して頂けたようです。

 参加者へのアンケートを見てみると、「たいへん良い勉強ができました」「次回作業道もよろしくお願いいたします」と参加者全員が今回の研修には「満足」との回答を寄せてくださいました。

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搬出した原木は約3㎥程 搬出した原木は約3㎥程

 「今後もせめて年1回くらい継続して呼びかけを行って欲しい」「ステップアップしていく為指導を細かくしていただきたい」といったさらなる要望もありました。また、「慣れてないと難しい」という短期間の技術習得の難しさも聞こえてきました。技術習得は一朝一夕にはいかないのが現実かもしれません。今後、市と協力しながら研修内容を工夫していこうと思います。

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山の低層部から軽架線とウインチで引き上げる

 暑さにもめげず、皆さん真剣に実習を行って頂きました。怪我、事故も無く無事に研修終了しました。

 この中から持続的に林業に取組む方を産みたいですね。作業道研修地も研修後にそのまま敷設続ける方の山で実施したかったのですが、まああわてず焦らずに進展させたいと思います。

 この次の研修はいよいよ真打ちの”作業道敷設”です。そして8月からは長浜市に「地域おこし協力隊」が入ってきます。9月には3人が自伐型林業に取組みます。

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