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延岡自伐型林業研究会 講演・研修会に九州全県から40人以上が参集

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宮崎県北部の大崩(おおくえ)山麓の祝子(ほうり)エリアで19日、「森林・林業の未来を考えるワークショップ」が開催されました。当日は九州全県から40人以上が参集し、盛会となりました。

このイベントを主催したのは、宮崎県延岡市で活動する「延岡自伐型林業研究会」です。イベントの当日(19日午前)は、ドイツ・フライブルグを拠点に環境視察オーガナイザーをされている池田憲昭氏が登壇し、「欧州山岳地域の森林業の現状と提言」をテーマに、ドイツにおける森林管理の仕組みについて紹介していただきました。ドイツの土地の集約方法や行政支援の仕組み、「フォレスター」と呼ばれる森林官の役割などについて、参加者から多くの質問があがりました。

同日の午後から翌20日の午前にかけては、徳島県のベテラン林業家である橋本光治講師による作業道づくりの研修を行いました。祝子の実家の山林で今年度より自伐型林業を本格的に開始した小野さんの山林にて、週末林業で試行錯誤しながら造成した道を、橋本講師が少しずつ手直ししていきました。参加者が見つめる中でみるみると作業が進み、谷沿いの崩壊箇所に石が入れられ、木組みが設置され、新しい道ができ、その先には谷を渡る洗い越しがつくられました。

橋本さんは現在、九州3ヶ所の山林で作業道づくりの指導をしています。「木ひとつ傷つけるな、石ひとつ落とすな、虫一匹殺すな」という言葉をよく口にされます。山に感謝をして育てていく、という思想を受け継ぐ自伐型林業家が着実に増えつつあります。

次年度はさらにネットワークを拡げていくため、九州地区で連携PRイベントを企画したいとの声もあがっています。九州の自伐型林業がますます盛り上がっていきます。

【参考記事】
■代々伝わる山育てる(宮崎日日新聞 2019.1.19)

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