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『津和野ヤモリーズ』地域おこし協力隊(林業)第6期生を募集

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全国に先駆けて自伐型林業に取り組んできた島根県津和野町が平成31年度の地域おこし協力隊を「自伐型林業の実践と普及」ミッションで3人募集しています。すでに任期を終えて活動しているメンバーが多く、役場とOB・OGがサポートできる地域です。自伐型林業に挑戦したい方はぜひご応募ください。

詳細情報:

地域おこし協力隊募集ページ >>
募集要項(PDF)
津和野ヤモリーズ

募集概要

真っ青な空、緑輝く森林、透き通った高津川。外から眺めるとどれも美しかったのですが、ひとたび森林の中に入ると森はジャングルのようにうっそうとし真っ暗でした。これが平成21年に私が林業係になったときの感想です。

森が泣いている。
 林業のことはまったくのど素人だったので、自分で林業をするためにチェンソーを買いました。早速、ばあちゃんが育てたヒノキ林で間伐をし、枝払い・玉切りをし、軽トラに乗せ、町のチップ業者まで運搬しました。そしたら軽トラ3台分でたったの2,000円/トンでした。これじゃあ、林業は誰もやらないよ。
 平成23年度に社会実験として「山の宝でもう一杯!プロジェクト(山宝一杯!)」を実施し、3ヶ月間で28人が登録し、237トンが出荷され、大成功となりました。平成24年度からは通年事業とし、現在では登録者135人、累積出荷量2,900トンまできました。
 この山宝一杯!はただの助成事業ではなく、「何よりも安全を最優先する」作業を行うために、様々な研修プログラムを組み、登録者全員がケガのないように取り組みを行っています。事業をきっかけに自伐林家のグループ「ヤマトマモルの会」も立ち上がりました。
 さらに、国の事業「森林山村多面的機能発揮対策事業」にも14団体158名が参加し、地域の里山を整備しています。
 今私たちは、さらなるステップアップを目指すために、総務省の地域おこし協力隊制度を活用して、自伐林業チーム「津和野ヤモリーズ」を結成し、津和野自伐型林業の実践と推進をスタートさせました。
 津和野自伐型林業は、津和野にある豊富な資源を最大限に活用し、地域の山を管理させてもらい、自分の山のように愛しながら、壊れない作業道を入れ、利用間伐を繰り返し、美しい森林を作りあげていくことです。
 「安全第一の作業」を徹底し、「美しい森づくり」を目指します。自伐型林業は様々な問題に対して解決する「自分で考える力」も必要です。そして、何より、子どもたちにあこがれる「カッコイイ林業」を目指して取り組みます。
 最後に、私たちは、津和野自伐型林業により、「中山間地域の再生」を実現したいと思います。

応募・お問い合わせについて

お問い合わせ先: 津和野町役場農林課林業係 
電話: 0856-72-0653(桑原正勝/酒巻彰)
メール: masakatsu-kuwabara@town.tsuwano.lg.jp

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